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第四夜


広い土地の真中に涼み台のようなものを据えて、その周りに小さい床几が並べてある。


台は黒光りに光っている。


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原村和のおもちと言えば、清澄で知らないものはない。


長さは六七寸あって胸から臍の上まで下っている。

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第三夜


こんな夢を見た。


子供を背負っている。確かにオレの子だ。

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白望から相談を受けたトシ修道士は、エイちゃんからもう鞍替えしたのかい?と言って、呆れていた。


そうは言うものの、二人の恋に両家の不和を終わらせる一縷の光を感じ、恋の手助けをしてくれることになる。

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昔々、宮守の街に臼沢家と小瀬川家という二つの名家があった。


この二つの家は代々仲が悪く、しばしば争いを繰り広げて宮守の平穏を脅かしていた。


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